漢方薬舗幸貴堂のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

通勤電車の中や会議の直前、静かな映画館で、突然襲ってくる腹痛やギュルギュルという音、あるいはいつ終わるとも知れない便秘の苦しさに悩まされることがあります。
「またトイレに行きたくなったらどうしよう」という不安が、さらに症状を悪化させる悪循環を生んでしまいます。
病院で検査を受けても「異常なし」と言われ、過敏性腸症候群(IBS)と診断されるケースが増加しています。
しかし、漢方薬舗 幸貴堂では、これを単なる「腸の病気」とは考えていません。
あなたの腸が過敏なのは、あなたの体が「繊細なセンサー」を持っているからです。
無理をしすぎている自分や我慢しすぎている感情、合わない環境などが影響しています。
頭(理性)が無視しようとしているストレスを、腸(本能)が必死に「SOS」として伝えてくれているのです。
私たちは、そのSOSを無理やり薬で止めるのではなく、「なぜ腸が暴れなければならないのか」という根本原因を解明し、平穏な日々を取り戻すお手伝いをいたします。
幸貴堂が読み解く「東洋医学的メカニズム」

一般的な医学では「腸の知覚過敏」とされていますが、漢方の観点からは、主に「肝(かん)」と「脾(ひ)」の不調和が原因と考えられています。
イメージしてみてください。「暴風と土壌」の関係を。
・肝(木・風): ストレスを受け止める場所であり、自律神経の司令塔です。
・脾(土): 食べたものをエネルギーに変える消化吸収システム(胃腸)です。
健康な状態では、木の根が土を適度に耕し、栄養を吸収します。
しかし、ストレスという「暴風」が吹き荒れると、木(肝)は激しく揺れ動き、その根で土(脾・腸)を荒らしてしまいます。これが、緊張するとお腹が痛くなるメカニズム(肝脾不和・かんぴふわ)です。
幸貴堂では、単に「整腸剤」を提供するのではなく、この「心の暴風(肝のたかぶり)」を鎮めるのか、それとも「土壌(胃腸)」を補強するのか、お客様お一人お一人のバランスを見極めて漢方を選定しています。
幸貴堂流・オリジナル養生法「腸を緩める3つの儀式」

教科書に書かれている「冷たいものを避ける」「刺激物を控える」といった基本的なことに加えて、幸貴堂では「神経のスイッチを切り替える」ことに特化した健康法をご提案しています。
【食】 甘味は「脳の緩衝材」です。ただし、質を選ぶことが重要です。
漢方では「甘味」が「急迫した症状を緩める」という役割(緩急止痛)を持つとされています。
お腹が痛くなりそうな時や脳が緊張している時には、精製砂糖(チョコレートやケーキ)ではなく、「天然の甘み」を少し摂取することをお勧めします。
- おすすめ: 干し芋、デーツ(ナツメヤシ)、栗、温かい甘酒。
- これらは胃腸(脾)を養いながら、緊張した神経(肝)をふっと緩めてくれます。
【息】 「吐く」ことに命を懸ける「風船呼吸」。
腸の動きが悪くなる時は、呼吸が浅く、横隔膜が硬くなっています。横隔膜は腸のマッサージ師です。
幸貴堂メソッド
背筋を伸ばさず、少し猫背でリラックスします。
口をすぼめて、体の中の空気をすべて絞り出すように、細く長く息を吐ききります(10秒以上)。
吐ききれば、勝手に空気は入ってきます。
「吸う」ことより「吐く」ことに集中することで、副交感神経が優位になり、腸のけいれんが鎮まりやすくなります。
【温】 お腹ではなく「仙骨」を温める。
お腹が痛い時、お腹を温めるのは基本ですが、過敏性腸症候群の方におすすめしたいのは「仙骨(お尻の割れ目の少し上)」です。
ここには、骨盤内臓神経(副交感神経)の出入り口があります。
実践法
椅子に座っている時、背もたれと腰の間に「カイロ」や「湯たんぽ」を挟み、仙骨をじっくり温めてください。お腹を温めるよりも早く、下半身の緊張が解け、腸の動きが穏やかになるのを実感できるはずです。
幸貴堂からのメッセージ

過敏性腸症候群で悩む方の多くは、真面目で、気配りができ、責任感の強い方ばかりです。その性格は素晴らしい長所ですが、時としてご自身の内臓をいじめてしまうことがあります。
「お腹が弱い自分はダメだ」と責めないでください。
その敏感さは、「少し休みましょう」「その場所はあなたに合っていませんよ」という、体からの愛あるメッセージです。
漢方薬舗 幸貴堂では、あなたの体質、生活背景、そして心の状態までをじっくりとお聞きし、「お守り」のように心強い、あなただけの漢方薬をご用意いたします。
いつもの電車が怖くなくなる日。
美味しい食事を、トイレを気にせず楽しめる日。
そんな当たり前の幸せを、私たちと一緒に取り戻しましょう。
お気軽にご相談ください

患者様のお悩み、体質に合わせてのオリジナル漢方をご提案いたします。
お一人で悩まれず今の問題を一緒に解決していきましょう。
代表
岡田 貴之(おかだ たかゆき)
TAKAYUKI OKADA
資格:薬種商(現 医薬品登録販売者)
漢方歴:25年
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