こんにちは！漢方薬舗幸貴堂でございます。
こちらのサイトをご覧いただいたり、ご相談をいただく方の大半は後鼻漏により喉に何らかの不快感を抱えている方が多いと考えられます…。
当店の全てのご相談の中でも、後鼻漏に関するご相談が約8割を占めており、多くの方が日常的に喉の不快感を感じていることが明らかです。
そこで本日は、「後鼻漏になった場合、どのように過ごすべきか？」について解説いたします。
ご相談の中でも特に多く寄せられるこの質問について…以下に体質や現れている症状に基づくケア方法を記載しております。
少しでもご参考になれば幸いです！
後鼻漏の予防とケア
後鼻漏（こうびろう）は、多くの人が抱える症状の一つで、鼻水が喉に流れ込むことで不快感を引き起こします。特に冬季やアレルギーの時期に増加しやすいこの症状は、日常生活に影響を与えることがあります。そこで、後鼻漏を予防し、ケアするための方法を紹介します。
①正しい鼻の手入れ
鼻の健康を維持することは、後鼻漏を予防するための基本です。鼻腔内の乾燥を防ぐために、適切な湿度を保つことが重要です。特に冬季には加湿器の使用が効果的です。また、1日１回～２回鼻洗浄を行うことで、鼻腔内の不純物を除去し、炎症を防ぐことが可能です。（※鼻うがいにつきましては頻繁に行う事で逆に粘膜を傷つける要因にもなりますので、その点は注意が必要です。）
②アレルゲンの管理
アレルギー体質の方は、アレルゲンに触れることで後鼻漏が発生することがあります。花粉やホコリ、ペットの毛など、自分のアレルゲンを特定し、それを避ける工夫が大切です。普段から掃除をこまめに行い、空気清浄機の使用もおすすめです。
③食事と水分補給
体の内側から後鼻漏を予防することが重要です。バランスの取れた食事を心掛け、特にビタミンCや抗炎症作用を持つ食材を取り入れると良いでしょう。さらに、水分をこまめに摂取することで、粘膜の健康を保つことが可能です。
④食生活の見直し
避けるべき食べ物
症状を悪化させる可能性があるものです。
● 乳製品
牛乳・チーズ・ヨーグルト
→ 一部の人々は粘液が濃くなりやすく、悪化を感じることがあります。
●油分の多い食品
揚げ物や脂肪分の多い食材
→ 消化に時間がかかり、逆流（胃食道逆流）を悪化させ、それが後鼻漏の原因となることがあります。
● 甘い食品・砂糖が多いもの
→ 炎症を助長する可能性があります。
● 刺激物
辛い食べ物、カフェイン、アルコール
→ 鼻の粘膜を刺激し、分泌物が増加することがあります。
おすすめの食べ物・飲み物
■水分補給
こまめに水分を補給することが重要です。
→ 粘液を薄め、喉に溜まりにくくします。（※アレルギーの影響でサラサラした鼻水が増加している場合は、控えめにすることが重要です。）
■温かいスープ・ハーブティー
しょうが湯、カモミールティー、鶏スープ
→ 温かい蒸気と水分が鼻や喉を潤します。
■抗炎症を助ける食品
しょうが、ターメリック（ウコン）、にんにく、玉ねぎ、緑茶
■消化に良い食品
おかゆ、うどん、野菜スープ
→ 胃への負担を軽減し、逆流の悪化を防ぎます。
後鼻漏によってべったりとくっついた鼻水が出せず、苦しい時には「お白湯」もお勧めです。
60℃以上の温かい飲み物は、喉の異物を取り除く繊毛の働きを促進し、さらに痰を柔らかくする効果があります。
ゆっくりと時間をかけて飲むことでリラックス効果が生まれ、不快感が軽減されやすくなりますよ。
まとめ
後鼻漏の影響で常に痰が溜まり、吐き出さなければならないため、人と会ったり外出することが苦痛に感じる方や、仕事や家事に集中できず、夜中に痰が溜まって目が覚めてしまう方も多くいらっしゃいます。
病院での治療や薬によって一時的な症状の緩和が期待できるかもしれませんが、抗生物質などの薬を長期間続けることに不安を感じる方や、症状が繰り返される方には、漢方を用いて体質を改善することも一つの方法です。
長年の不調が解消された患者様も多くいらっしゃいます。
お悩みの方はぜひ、幸貴堂の専門スタッフにご相談ください。
少しでも後鼻漏でお悩みの方の参考になれば幸いです。
お気軽にご相談ください
患者様のお悩み、体質に合わせてのオリジナル漢方をご提案いたします。
お一人で悩まれず今の問題を一緒に解決していきましょう。
代表
岡田 貴之（おかだ たかゆき）
TAKAYUKI OKADA
資格：薬種商（現 医薬品登録販売者）
漢方歴：25年
ご相談の方法は、お電話、メール、LINEからお選びいただけます。
お電話でのご相談
電話予約はこちらから（ご希望のお時間帯に担当者より直接ご連絡させて頂きます）
※お電話の予約につきましては、ご相談が込み合っている際は担当者より電話・メールでお知らせいたします。その際は、メールやLINE相談にご変更いただく場合がございますので、ご了承くださいませ。
まずは、受付までお電話をいただき、ご予約をお願いいたします。ご予約のお時間帯に専門の担当者から折り返しご連絡をさせていただきます。折り返しのお電話番号は、080-又は、090-からはじまる携帯番号から折り返しお電話をさせていただきます。
TEL：093-287-1241
営業時間内のご予約をお願いいたします。
■月曜日～金曜日 時間9時～17時
■土曜日 9時～16時
メール相談
お電話でのご相談が難しい場合は、メール相談からお願いいたします。メール相談は24時間受付中です。できるだけ早い返信を心がけておりますが、ご相談状況によっては、ご返信までに数日掛かることもございます。ご了承くださいませ。
※メールアドレスの記載をお間違えにならないようお気を付けくださいませ。
※ご相談内容によっては担当者よりお電話させていただくこともございます。ご了承くださいませ。
LINE相談
LINE相談は24時間受付中です。LINEでの友達追加後に以下の①〜③の情報をお伝え下さい。
- お名前（フルネーム・漢字・よみがな）
- 年齢
- お悩みの症状
担当にて確認後、できるだけ早い返信を心がけておりますが、ご相談状況によっては、ご返信までに数日掛かることもございます。ご了承くださいませ。
※恐れ入りますが、お問い合わせの際にお名前、年齢、お悩みの症状または疾患のご記入がない場合は、こちらからの返信を控えさせていただきます。あらかじめご了承ください。
※友だち追加後、お客様からメッセージを送信いただいて初めて、こちらでLINEの追加確認が可能となります。メッセージがない場合や友だち追加のみでは、お客様の情報を確認できませんのでご注意ください。
※ご相談内容によっては担当者よりお電話させていただくこともございます。ご了承くださいませ
公式Twitterでは慢性上咽頭炎に関する情報を発信中！