耳管開放症の「自分の声が響く」辛さに。漢方対策が導く、耳と体の根本改善

漢方薬舗幸貴堂のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
幸貴堂では、全国の耳管開放症でお悩みを抱える患者様からのご相談を承っております。

「周りには理解されないけれど、自分の声が頭の中で響いて辛い」
「呼吸をするたび、耳の中で風が吹いている気がする」

もし、あなたが今このような症状でお悩みなら、それは「耳管開放症」かもしれません。

見た目には変化がないため、職場や家庭で辛さを伝えても「気にしすぎ」と言われてしまい、孤独を感じている方も多いのではないでしょうか。
漢方薬舗幸貴堂は、単に耳の症状だけを見ることはしません。

耳管が開いたままになってしまうのは、「体を支える力が不足している（気虚）」や「潤いを保つ力が低下している（陰虚）」という、体全体からのSOSサインだからです。

ふさがってしまったドアを無理やりこじ開けるのではなく、開きっぱなしになってしまったドアを、あなたの体が本来持っている力で優しく閉められるように。
私たちと一緒に、根本からの解決を目指してみませんか？

つらく、苦しい耳管開放症の症状でお悩みの方は、ぜひ当専門店の幸貴堂までご相談ください。専門スタッフと一緒に、現状の問題を解決していくお手伝いをさせていただきます。

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【耳管開放症とは】なぜ耳が「開きっぱなし」になるのか

私たちの耳と鼻をつなぐ「耳管（じかん）」は、通常は閉じており、あくびや嚥下（飲み込み）の瞬間だけ開いて気圧調整をする精密なドアのような役割を持っています。
しかし、このドアが何らかの原因で「閉じきらなくなってしまった状態」が耳管開放症です。

ドアが開いたままなので、本来なら聞こえないはずの自分の呼吸音や話し声が、ダイレクトに鼓膜を振動させてしまいます。

現代医学的な要因
急激なダイエット、ストレス、脱水、妊娠、あるいは加齢による耳管周辺の脂肪減少や血流障害などが挙げられますが、西洋医学的な治療薬（アデホスやステロイド等）だけでは改善が見られないケースも少なくありません。

こんな感覚はありませんか？

耳管開放症の症状は、日によって、あるいは時間帯によって変動するのが特徴です。

自声強聴（じせいきょうちょう）
自分の話し声が頭の中でガンガン響くため、会話がおっくうになる。

耳閉感（じへいかん）
耳が詰まったような感じがする（水が入ったような感覚）。

呼吸音聴取
スーハ―という自分の呼吸音が耳に響く。

めまい・ふらつき
耳の圧力が不安定になることで生じることがあります。

【重要】前屈や横になると楽になる
頭を下げることで頭部の血流が増し、耳管周辺がむくむことで一時的に閉鎖するため、症状が和らぎます（これが診断の大きな手掛かりになります）。

「慢性上咽頭炎」と「耳管開放症」の意外な関係

耳管開放症のご相談に来られる方の中に、「慢性上咽頭炎（まんせいじょういんとうえん）」を併発している方が少なくありません。
実はこの2つ、切っても切れない関係にあります。

真横に位置する

耳と鼻をつなぐ「耳管（じかん）」の出口は、まさに上咽頭（鼻の突き当たり、喉の上部）にあります。
いわば、耳管にとって上咽頭は「玄関先」です。

炎症による「飛び火」

慢性上咽頭炎とは、玄関先で常にボヤ（炎症）が起きている状態です。
この熱や腫れ、粘膜のうっ血が耳管の入り口に波及すると、耳管を開閉する筋肉や組織の働きがおかしくなり、ドアが開きっぱなし（開放症）になったり、逆に詰まったりする原因となります。

自律神経の乱れという共通点

上咽頭は「自律神経のツボ」とも呼ばれる場所です。ここの炎症は自律神経を乱し、体の回復力を低下させます。
その結果、耳管を支えるエネルギーも不足し、症状が治りにくくなるという負の連鎖が起きてしまうのです。

【東洋医学的アプローチ】幸貴堂が考える原因と対策

幸貴堂では、耳管開放症を単なる「耳の病気」ではなく、エネルギー不足と水分代謝の異常と捉えます。特に以下の3つのタイプに合わせて、オーダーメイドの漢方を選定します。

「中気下陥」タイプ

東洋医学でいう「脾（胃腸）」の働きが弱り、内臓や筋肉をあるべき位置に保持する力（昇挙させる力）が低下しています。耳管を閉じる筋肉に力が入らず、ダラリと開いてしまっている状態です。

「腎虚」タイプ

加齢や過労により、生命力の源である「腎」が消耗している状態です。腎は耳と密接な関係があり、ここが弱ると耳管周辺の組織が痩せ、隙間ができてしまいます。

「於血・水滞」タイプ

ストレスにより自律神経が乱れ、血流が滞ったり（於血）、余分な水が溜まったり不足したりしてバランスを崩しています。

幸貴堂の専門スタッフは、あなたがどのタイプであるかを正確に判断し、「漢方・漢方サプリ・栄養」を組み合わせた独自のアプローチで、健康な体質へと導きます。

幸貴堂では

実績相談件数5000件以上の経験豊富な専門スタッフが、患者様一人一人の症状・原因から体質を見極めさせていただき、患者様に適した最善の漢方対策をご提案させて頂きます。

※幸貴堂では、症状を根本から治療する『体質改善治療』を専門的に行っています。

□治療につきましては、漢方だけの治療ではなく、現代人向けの体質・証に合わせた、漢方サプリなどもご提案させて頂く場合もございます。

□病院で処方可能な医療用の漢方ではなく、体全体のバランスを整え、耳管開放症や体質強化まで図る専用の漢方をご提案させて頂きます。

□漢方薬は多様な種類があり、提案できるパターンも豊富

□患者様が服用しやすい形状、錠剤や粉薬でのご提案

□全国対応／慢性上咽頭炎の専門スタッフ在籍中

症例

「自分の声が響く、喉が常にイガイガする」

【患者様】 40代 女性（ピアノ講師）
【主訴】 自分の声や呼吸音が耳に響く（自声強聴）、喉の奥の詰まり感、後鼻漏

服用前

「生徒さんに教える時、自分の声が頭の中でガンガン響いて、音程が正しく聞き取れないんです」
半年ほど前、発表会のストレスと多忙で体重が3kg落ちた頃から、耳がふさがったような違和感を感じ始めました。耳鼻科で「耳管開放症」と診断され、また喉の奥が赤くただれていることから「慢性上咽頭炎」の治療（Bスポット療法）も受けていました。
しかし、週に一度の通院治療は痛みが強く、耳の症状も「朝は良いが、午後になると悪化する」を繰り返す日々。精神的にも追い詰められ、幸貴堂へご相談に来られました。

服用1ヶ月後

「耳の響きはまだありますが、夕方の『ぐったり感』が減りました」
飲み始めて2週間ほどで、まず変化があったのは「喉」でした。
常にあった「喉の奥に何かがへばりついている感じ（後鼻漏）」がサラサラになり、不快感が軽減。痰が絡む回数が減りました。
耳に関しては、まだ自分の声が響く日がありますが、以前のように「一日中ずっと辛い」ということはなくなり、午前中は比較的快適に過ごせる日が増えてきました。
体の底上げができている証拠ですので、お薬は変えずに継続していただきました。

服用３ヶ月

「レッスン中に響くことがなくなり、久しぶりにピアノを弾くのが楽しいです」
3ヶ月が経つ頃には、顔色がほんのりとピンク色になり、健康的な印象に変わりました。
一番の悩みだった「自分の声の響き」は、疲れた時に一瞬出る程度で、日常生活や仕事には全く支障がないレベルまで改善。
また、慢性上咽頭炎特有の「首や肩の酷いこり」もいつの間にか消えていました。
患者様ご自身も、「耳だけを治そうとしていた時は焦っていましたが、喉の炎症や体の疲れも一緒に整えることが近道だったんですね」と、笑顔でお話しくださいました。

※効能効果は個人差があり確実な効果を保証するものではございません

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